天皇陛下の世界的地位ランキングがヤバい!わかりやすく説明してみるよ

天皇陛下とは「日本国および日本国民すべての象徴たる地位にあるひと」って憲法で決められてるのは知っているよね。かんたんに言えば日本国民ぜんぶを代表するトップ。

あれっトップは総理大臣じゃないのって思うひともいるとおもうけど、首相や大統領は政治をつかさどるトップで国民を代表するのトップ(象徴)は天皇陛下なんだ。

それじゃあ日本の天皇は世界的にはどんなふうに見られているの?そのへんをこれから、わかりやすく説明してみようと思うんだ。

天皇の歴史

いまの平成天皇(明仁あきひと天皇)は125代目の天皇で、初代は紀元前660に即位した神武天皇(じんむてんのう)。

日本の天皇はざっと2700年もつづいている王家なんだ。イエス・キリストよりも古いんだよ。

ちなみに暦で使っている西暦はこのキリストの誕生した年を基点にしているんだ。だからキリストの歴史は今年で2018年、天皇の歴史よりも新しいんだ。

第3子(王子)を出産したキャサリン妃やダイアナ妃で有名なエリザベス女王・イングランド王朝でさえもまだ1000年くらいの歴史しかもってないんだよ。

ギネスブックによると世界一古い王朝は紀元前10世紀のメネリク1世を始祖とするエチオピア王朝なんだけど、1974年のクーデターによってなくなっちゃたんだ。

それで日本の天皇が現在までつづいている世界最古の王室になったんだ。

世界には27の王室があるんだけど、歴史の長い王室トップ5の1位が日本、2位がデンマーク王国、3位がイングランド王室、4位がスペイン王国、5位がスウェーデン王国。

そのくらい日本の天皇はすごい歴史をもっているんだよ。

皇帝(エンペラー:Emperor)と王(キング:King)〜天皇

皇帝(Emperor)と王(King)ってどうちがうのか考えてみたことある?

なんとなく一番偉いひとぐらいにしか思ってなかったとおもうんだけど、じつはちゃんとした格付けランキングがあるんだ。

一つの民族が一人の君主のもとに建てた国を王国といい、その支配者を王(King)というんだ。

また民族をこえて広大な領域を支配した国を帝国といい、その支配者を皇帝(Emperor)というんだ。つまり皇帝はたくさんの王を支配下におくので格上ってことになるんだね。

むかしのヨーロッパでいえばローマ帝国のジュリアス・シーザーやフランス帝国のナポレオンなどがエンペラーにあたるんだ。

またむかしの中国にはたくさんの国があり、それぞれに王が君臨していた。

それをはじめて統一支配したのが秦(しん)の始皇帝、大王ではものたりなかったので皇帝(エンペラー)と呼ばせたんだ。

日本ではというと建国いらい鎌倉時代〜江戸時代までの武家時代をのぞくと天皇が支配をしてきたんだ。

武家時代でもトップは武士でも天皇から命をうけるという形で政権をとっていたんだ。

明治以降また天皇が政権をにぎり大日本帝国として東南アジア諸国に進出することになったんだ。それじゃ天皇はエンペラーなのキングなの?

じつは古代ではスメラミコトと呼ばれていたんだが、漢字で表記する必要がでてきたため編み出されたのが「天皇」なんだ。

ほんとは皇帝って名乗りたかったんだけど当時の中国は強大な力をもっていたので、おこらせちゃいけないってことで天皇になったんだ。

だから「天皇」は日本独自の呼び方なんだけど、近年になって英訳するときに適当な英語がなかったので「天皇=エンペラー:Emperor」って英訳されちゃったんだ、おもしろいでしょ。

天皇の世界的地位ランキング

ところが第2次世界大戦のあと世界のじょうせいは大きくかわったんだ。

ほとんどの国が単一民族の独立国家になって帝国(ナチスドイツの第3帝国・大日本帝国など)はなくなってしまったんだ。

最後の帝国といわれる中央アフリカ帝国も1979年に消滅。つまり実質的な皇帝エンペラーは現在ひとりもいないんだ。

おおくの植民地を支配していたイギリス帝国のエリザベス女王はエンペラーじゃないの?

じつはヨーロッパでエンペラーを認めるのはカトリックの教皇で、カトリックを国教としなかったイギリス帝国はエンペラーを認められないんだ。

だからエリザベス女王はクイーン(キング)なんだよ。

ところが不思議なことに国際的に広くみとめられている国で皇帝(Emperor)という称号を対外的に使用するのをみとめられているのは天皇だけ、

つまり世界で現存する唯一のエンペラーが日本の天皇なんだよ。

称号を権威の順にならべると、皇帝(emperor)≧法王(Pope)>王(king)> 大統領(president)>首相(premier)になるんだって。

この式でいえば天皇陛下は世界最高の地位にあるってことになるんだ。アメリカ大統領やエリザベス女王も同席したときには天皇陛下に席をゆずるってはなしもうなずけるよね。

まとめ〜天皇陛下の真の価値

世界最古の歴史をもつ天皇、世界唯一のエンペラーの称号をもつ天皇、これは日本人としてほこりに思って良いことだと思う。

でも世界中が敬意をもって接するのはそれだけじゃない。偉いひとっていうのはその権威や格式で決まるもんじゃないってことを最後に言っておきたいんだ。

平成天皇(明仁あきひと天皇)が外交ではたしてきた功績、災害時にかならず見舞う(パフォーマンスではなく)きもち、

すこしでも復興のささえにと自分の忙しさもかえりみず向かうこころ。まわりに迷惑をかけずに社会の混乱をすこしでもなくそうと生前退位をきめた平成天皇。

それが日本中、世界にあたえる天皇の真の価値だとおもうんだ!

天皇陛下を初学者〜天皇陛下とは?子供向けにわかりやすく解説するよ!!

ナゾ解きってなんかワクワクするよね。ナゾや分からないことを調べるってのは、ちょうどタマネギやキャベツの皮を一枚ずつはがしていくように、

右をむいたら次は左がわっていうように色んな方向からはがしていかなきゃだめなんだ。「天皇陛下とは何者なん??」ってナゾを解くのもおなじ。

学校で教えないことや歴史の教科書にはのってないこともここでは話していくよ。そうやって一枚ずつナゾ解きをやってみようと思うんだ。

天皇の歴史は世界最長

いま学校に通っているひとはたぶん全員平成生まれだと思う。

ぼくたちが使っている暦(こよみ)には、平成とか昭和とか明治のような和暦(われき)と西暦(せいれき)の2種類あるよね。

なんでメンドクセ〜2つもあるんだ?

西暦はイエス・キリストが生まれた年を元年(1年)として数える暦で世界共通なんだ。

ことし西暦2018年はキリストが生まれてから2018年目で2017年たったってことなんだ。どうして1少ないかって、それははじめを「0」じゃなく「1」って数えてるからなんだよ。

それじゃあ和暦はどうなの?これは日本だけの数え方で天皇が即位(天皇の座につくこと)した年を元年(1年)として数える暦なんだ。

いまの平成は125代目の明仁親王(あきひとしんのう)が天皇になった年からかぞえるのでことしで30年目ってこと。

平成が125代ってことは和暦はいままでに125回変ったってことなんだ。

初代の天皇は紀元前(キリストが生まれるまでに何年あるかって数えた暦)660年に即位した神武(じんむ)天皇っていうんだ。

それから数えると和暦は約2680年つづいている世界最古の暦=天皇の歴史もキリストよりも古い世界最長ってことになるんだ。

それほど天皇陛下は暦と歴史にかかわっているんだよ。

和暦(われき)は天皇の歴史そのもの

ここでもうすこし暦のはなしをするよ。和暦はみじかい期間を計算するにはべんりだけど、ながいあいだを計るにはちょっと不便なんだ。

たとえば平成12年生まれのひとがいま満何才かを計算するときは30−12−1=17才で、わりとカンタンにできるよね。

では昭和56年うまれは何才って数えるには、

え〜と昭和は64年までだから(64ー56+30-1)でも昭和は64年は平成元年(1年)だから、これじゃちがうかも、分かんない!ってなっちゃうんだ。

そんなときは西暦で計算すればかんたんなんだ。昭和56年は西暦1981年だから2018ー1981ー1=36才ってね。

いっそメンドウだから西暦一つにしちゃえばいいじゃんっていうかも知れないけど、それじやせっかく世界最古の暦がなくなっちゃう。

和暦がなくなるってことは世界最長の天皇の歴史もいっしょに消えちゃうんだよ。日本だけでなく世界の財産がひとつ無くなるってことにもなるんだよ。

知らないひとも多いけど、日本の天皇の歴史はギネスブックで世界最長記録として認められ、世界各国の要人(重要で偉いひと)もそれをうやまい一目おいているんだ。

その証拠にエリザベス女王やアメリカ大統領が同席のときにも日本の天皇に上席(良い席)をゆずるっていうくらいなんだ。

奈良時代にタイムスリップ

いまから約1400年前、奈良時代にタイムスリップするよ。

その時代は推古天皇(すいこてんのう)が日本の王で聖徳太子(しょうとくたいし)が摂政(いまの総理大臣)をしていたんだ。

当時の中国は隋(ずい)という強大な国が支配し、そのトップに煬帝(ようてい)というエンペラーがデ〜ンと座っていたんだ。

隋からみれば日本は野蛮(やばん)なちっちゃな島国としか見ていなかったんだ。

聖徳太子はそんな隋の子分にはなりたくないけど中国のすすんだ文化は学びたいと思い

「日出る処の天子、書を、日没する処の天子に致す」っていう国書(国が出す手紙)を隋の皇帝あてにかいたけど、皇帝をたいへん怒らせてしまったんだ。

これを今の言葉でかんたんにすると「日出る処の天子」→太陽がのぼる東の王(天子)から「日没する処の天子に」→太陽が沈む西の王(天子)への手紙。

のぼる勢いの日本、いまにも沈んでしまう中国って言ってるようにとられても仕方ないよね。

でもほんとうに怒らせた理由は隋の皇帝エンペラーに対し小国の王がおなじ「天子」という同格の文字をつかったところだって説もあるんだ。

それでもめげない聖徳太子はつぎの年「ひがしの天皇がにしの皇帝にこころをこめて申し上げる」ってまた手紙を出したんだ。

じつはこれが「天皇」という呼びかたを国際的につかった最初なんだよ。

それまでの日本では天皇のことをスメラミコトって呼んでいたんだ。中国にだす手紙は漢字じゃなきゃ通じない、「天子」ではおこらせたから日本を天皇、隋を皇帝としたんだ。

聖徳太子はうまくかんがえたよね、中国をエンペラーでおだてて、

日本は子分を意味する王(キングは皇帝したがう地位)ではなく「天皇」っていうあたらしい言葉で煙にまいたのさ。

聞いたことのない「天皇」という呼びかたにとまどったのか隋はあっさり認めてしまったんだ。

それで中国は日本を独立した国としてみとめ、ひとも行き来し文化の交流もはじまったってわけさ。

天皇はエンペラー?

皇帝(こうてい)エンペラーってどんな地位か知ってる?なんかとてつもない力をもっていくつもの国を支配した人〜そんなイメージだよね。

歴史の教科書にもでてくるローマ帝国のジュリアス・シーザー、中国の秦の始皇帝(しんのしこうてい)、フランスのナポレオン皇帝、ナチスドイツのヒットラー提督など。

でもそのひとたちは死んでしまっていないんだ。でも今現在、世界でたったひとりだけエンペラーって呼ばれる人がいるんだ。

それは誰かって、なんとびっくりなんだけど日本の天皇陛下なんだよ!ちょっと皇帝のイメージとはちがうよね。

明治維新で世界と交流するようになり国際社会にふみだしたとき日本のトップの天皇陛下を英語であらわす必要が出てきたんだ。

ところが英語には天皇にみあう言葉がなかったんだ(そりゃそうだよね日本固有の呼びかたなんだもの)。

それでしかたなしにエンペラーって訳されたわけなんだ。

そんなわけで皇帝と呼ばれる人がいなくなってしまった現在、日本の天皇陛下が世界で唯一のエンペラーになったんだ。

まとめ

「天皇陛下とは何者なの?」のタマネギはまだむききれていない気がするんだけど、今回はこのくらいでおしまい!

機会があれば次ではもう少し皮をはがしてみたいと思います。ではサヨウナラ!