群れない人とは?
群れない人とは、言葉通り集団行動をしないでひとりでいることが多い人のことを指します。
人との協調性に欠けるという意見も少なくありませんが、実はそうでもないんですよね。集団から離れているからこそ、別の視点から見たことに気づける場合もあるんです。
少し前の時代であれば、群れない人=マイナスのイメージばかりでしたが、近年は群れないことも個性のひとつとして捉えられることがあるようです。
群れない理由
集団行動を当たり前と考えている人の場合「なぜ、群れないのか」ということを考える人もいるでしょう。群れない理由、それは人と話を合わせるのが苦手な人が多い傾向にあります。
例えば、裏表のないハキハキとした性格の人は、どちらかというと遠ざけられてしまいますよね。そういったケースのように、自分から群れないのではなく周囲が離れてしまう場合もあるようです。
つまり、必ずしも本人が「群れたくない」と考えているわけではないようです。
特に、ハキハキとした性格の人は良いことも悪いこともきっぱりと言ってしまうため、周囲からすれば付き合いにくいと考える場合があります。その結果、遠ざけられてしまうケースもあるんです。
群れないメリット
群れないメリットとして、無理に人と話を合わせなくてもいいというものがあります。
集団心理は不思議なもので、10人の中で不正解が9人、正解が自分だけの場合は自分が間違っているような感覚に見舞われてしまいます。
正しかったとしても「他の人は別の答えを選んでいるのに……」と理不尽な態度を取られることも少なくないのです。
そういったことから精神的なストレスを抱えてしまう人もいますが、人と群れなければ、そのようなストレスを抱えなくても良いのでメリットと言えるでしょう。
群れない人の特徴とは
群れない人の特徴は、意外とはっきりしています。物事をはっきり言ってしまうタイプと、逆に意見をほとんど言わない寡黙タイプです。
これらの中間に入る人は、周囲に合わせる「群れる人」という認識があります。すべての人に当てはまるわけではないのですが、群れることが苦痛に感じる人も少なくないようですね。
群れない人は将来性がある!?
ちょっと驚きなのですが、群れない人って意外と将来性がある人が多いんですよね。
自分自身の意見を周囲に流されずに、確固たる意志を持って行動していることもあり、仕事面などで成功する人が多いんです。
自立心が強い
群れない人の特徴として、自立心が強いというものがあります。
作家や漫画家など、自分自身の力で成功している人は自立心が強く、群れない人がほとんどです。担当と話し合って話の流れを変更することはありますが、基本的に漫画家は誰かと群れることはないと言われています。
ワンマンながらも人を引っ張っていく力がある
群れない人の特徴として、周囲の意見に流されないというものがあります。
そのため、仕事面ではワンマンになりがちですが、それだけ人を引っ張っていく力があるということです。
結果として、集団行動よりも群れない方を選ぶことで業績もアップしているということになります。
人とは違う感性を持つ人が多い
人とは違う感性を持つ人が多いのも、群れない人の特徴のひとつです。そのため、作家や漫画家など特殊な仕事で成功する人が多いのです。
一般的ではない感性を持つことで、人の心に訴えかける作品を作りだせるのでしょう。
群れない人のデメリットとは?
群れない人には、デメリットがないように思えますが、いくつかデメリットになることがあります。
本人ではなく、周囲が困る場合もあるので、当てはまる場合は改善を心がけてみてもいいかもしれませんね。
人との協調性に欠ける
デメリットのひとつとして、協調性に欠けるというものがあります。
自分の意見だけを言える立場になっていれば問題ないのですが、入社したての場合などは同僚や上司との協力は必須です。
群れない人は、そう言った面を不便に感じてしまうこともあるようです。
人と接するのが苦手
人と接するのが苦手で、自分の意見を上手く纏められないのもデメリットのひとつです。
コミュニケーション能力が低いこともあり、集団行動時に上手く溶け込めないこともあるのです。
忙しさから人と接する余裕がない
群れない人の中には、忙しさから人と接する余裕がない人もいます。
忙しさで人と接する余裕がなかった場合、人と接したくても上手く言葉が出てこない人も多いのです。その結果、人と話すことに恐怖を覚える人もいるようです。
まとめ
群れない人の特徴として、2種類の人がいることが分かりました。自分から距離を置く人と、周囲から距離を置かれる人です。
現時点で不便を感じていないのであれば問題ないのですが、もう少し距離を縮めたいと思っている人は、自分から一歩踏み出すしかないでしょう。
群れない人のすべてが悪いわけではないので、不便を感じていないのであれば、無理に自分を変える必要もないかもしれませんね。