コミュ力のない社会人が増えているようです。もっとも、コミュ力のない社会人は今も昔もたくさんいました。
現在は特にそう言われるようになったのは、外国人労働者が増えてきたことで、より一層のコミュ力が必要となってきたことも一因です。
反対にコミュ力のない人は会社の中でも置いていかれるような風潮もあるので、より目立つ存在となっているのです。社会人として会社のお荷物にならないように、コミュ力を上げるためにはどうしたらいいのでしょうか。
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コミュ力がないと毎日の出勤が憂鬱な社会人はたくさんいる

仕事でのコミュニケーションがうまくいかないと、毎日の仕事が憂鬱で仕方なくなることでしょう。
いつの時代でも悩みの種となるのがコミュニケーションなのですが、コミュ力がなくても仕事ができれば一番いいのですが、会社の組織の中で人との関わりのない仕事というのは皆無といってもいいのです。
コミュ力のある人とない人
会社は一人一人で成り立っているのであって、一人で回っているわけではありません。多くの社員が与えられた仕事をしっかりと行っているからこそ成り立っているのです。
大きい会社であれば、適材適所で、コミュ力のない人にあった職場が与えられるかもしれません。
しかし、中小企業でしたらそんなわけにはいきません。どこにいっても人との関わりが出てきます。
そうなるとコミュ力のない人とある人の差が激しくなってくるのです。
会社でクライアント対応ができないのは致命的
事務職ならいいのですが、出世頭はやはり営業職でしょう。それなのにコミュ力がなくて営業活動やクライアント対応ができないのは仕事をするうえでは致命的となります。
会社の規模の小さい中小企業でしたら、一人一人にかかる責任はどうしても大きくなってしまうので、コミュ力というのはとても大きなものとなるのです。
具体的にはコミュ力というのはどういったものでしょうか。社会人として必要なコミュ力について考えてみましょう。
社会人に必要なのは報連相

会社は対外活動が大切ですが、もちろん社内でのコミュニケーションも大切です。一人ではなくチームを組んで仕事を行っていく以上、チーム内のコミュニケーションが取れていないと良い仕事はできないのです。
そのために大切なのが「報連相」です。これは「報告」「連絡」「相談」ですね。社会人な新入社員研修で必ず聞いた言葉でしょう。
報連相に込められた意味
「報告」は仕事の進捗状況を上司や同僚に伝えるもので、「連絡」は仕事上の業務連絡ということになります。そして「相談」は、業務遂行上において何か困ったことがあれば、上司や同僚に相談することです。
特に、自己解決できないとき、自分では業務が遂行できないときにはできるだけ早く手を上げて相談しなくてはいけません。
コミュ力がない人は報連相ができない
コミュ力のない人は報連相ができません。特にチームを組んで仕事をしているので、一人一人の持ち場というのが決まっています。
できていないのに、できていないというのが恥ずかしくて、相談もできずににっちもさっちもいかなくなって、周りからわかってしまうという状況は最悪の事態になりかねません。
コミュ力がないとストレスがたまりやすい

新社会人になって、すぐにやってくるのが5月病と言われるものです。4月はまだまだ新入社員研修の時期であり、5月の連休明けには配属先が決まって本格的に業務開始となる職場が多いのです。
そこでコミュ力のない新社会人はいきなり壁にぶつかってしまうことでしょう。
過大なストレスがふりかかるかも
コミュ力がないというだけで、いろいろな事柄に対処できないものです。できないことがあってもそれを周囲の人に言えないこともあるでしょう。
できないということは周りから遅れることを意味します。それが顕在化することで、出世レースに出遅れるのは間違いなく、できない新入社員というレッテルを押されることにもなるのです。
言われてもできない、できないのに報告できないということで過大なストレスを感じることになります。
緊張がストレスになることも
人に言えないことがストレスになるのではなく、人から言われることもストレスになることもあります。
コミュニケーションというのは一方通行ではなく、双方向となるので、それが一方通行になることでストレスになるのです。
まとめ
コミュ力がないと会社での居場所が次第になくなってきます。大きな会社では適材適所で、人と関わりをそれほどもたなくてもできる職場があるかもしれません。
そういった場所で仕事を続けていくこともできるでしょう。しかし中小企業になると一人で何役もこなさなくてはいけません。
コミュ力がないから、これしかできないというのでは、その会社に居づらくなってしまうのです。そのようなことが内容に日頃からコミュ力は鍛えておきたいものですね。
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