ビジネスマンに必要なスキル”失敗”編〜「失敗」から学べる4つのこと

皆さんは日常生活の中で「失敗」をしていますか?この質問にNOと答える人はまずいないでしょう。

失敗は誰にでも起きます。だから失敗についてきちんと知ることは、私たちの人生にとってとても価値があることです。

失敗の特性をつかむことができれば、どのような失敗に出くわしたとしても、きちんと対処することができるようになります。

失敗から学べることは次の4つです。

・「許される失敗」は、自分自身を成長させる糧になる
・失敗は「知識化」することで、伝わりやすくなる
・致命的な失敗は避ける
・仮想演習をすることで失敗は防げる

これらについて、これから詳しく見ていきます。

1. 失敗とは何か?

「失敗」の定義とは何でしょうか。

それは、「人間が関わってひとつの行為を行ったとき、望ましくない結果が生じること」です。

失敗の例は小さなものから大きなものまでいろいろあります。

小さいものでいえば、外出時の忘れ物、電気のつけっぱなしなどが挙げられます。

大きいものになると、交通事故、建設中の建物の倒壊など、ただでは済まされないものが多いです。

2. 失敗の種類と特徴

失敗には、「許される失敗」と「許されない失敗」があります。

「許される失敗」とは、細心の注意を払っても対処できなかった失敗のことです。この失敗の場合は、そこから自分の知らなかったことを学ぶことができます。

例えば、新入社員がする仕事での失敗は、経験不足や無知によって引き起こされるものですから、「許される失敗」といえます(中には無知だったとしても「許されない失敗」がたまにありますが)。

「許されない失敗」とは、要は「許される失敗」以外の失敗です。その失敗から何も学ぶことができず、不注意や誤った判断から繰り返される失敗は悪い失敗です。

3. 失敗情報の伝わり方

失敗情報というのは伝わりにくく、時間が経つと減衰するという特徴を持ちます。

例えば、東日本大震災で津波による大きな被害を受けた三陸海岸のある山には、「ここより下には家を建てるな」という意味の言葉が刻まれている石碑があります。

そのすぐ下に家が並んでいました。結果、東日本大震災でほとんどの家が押し流されていきました。

ではどのようにしたら失敗情報を後世に伝えていくことができるのか。それは失敗情報を「知識化」することです。

「知識化」とは、起こってしまった失敗を自分や他人が使える知識にまとめることです。

先ほどの三陸海岸の例でいうと、石碑に刻まれている「知識化」された情報に従って、山の下には家を建てなければ、失敗情報は正確に伝わったことになります(実際はそう簡単にいかないかもしれませんが)。

4. 致命的な失敗をなくす

ここからは少し企業向けの話になります。

企業にとって失敗は、その存続を脅かすものになる可能性があります。ですから、致命的な失敗は避けなければなりません。

致命的な失敗の原因の多くは次の二つです。

Ⅰ.技術が成熟していること
Ⅱ.大増産、もしくはコストダウン対策やリストラ対策がはかられていること

Ⅰは、福島第一原発の事故が良い例でしょう。安全だと思われていた原子力発電の技術があの事故によって崩れ去りました。

Ⅱは、雪印乳業の集団食中毒事件が良い例です。1週間ごとに行うべきだった生産設備の洗浄を怠っており、毒素が製品に混入してしまいました。生産を伸ばすために、工場がフル稼働していたことが伺えます。

逆に、このようなパターンに陥ってしまっている企業を探せば、失敗を予測することが可能になります。

5. 失敗の仮想演習をする

何か新しいことを始めるとき、どのような失敗が起こるかを事前に想定して、仮想演習を行うことは非常に効果的です。

ここで大切なことは、想定される失敗と真正面から向き合う姿勢です。

予想される失敗に対する対策が面倒でも、それをおざなりにしてしまうと、せっかく想定して事前に防げたはずの失敗が起こってしまうかもしれません。

また、仮想練習はやればやるほど効果があるので、入念に行うべきものでもあります。

テストの見直しがいい例です。見直す回数が多いほど、よりケアレスミスなどを防ぐことができるようになります

まとめ

失敗とは負のイメージがつきやすいかもしれませんが、決してそんなことはありません。

「許される失敗」から新しいことを学ぶことで、より自分を高めていくことができると思います。

だから皆さん、何事にも恐れず、たくさん失敗しましょう!

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