申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。【書評】は20代ビジネスマン必読の話だと思う

「申し訳ない、御社をつぶしたの私です」という本を読んでみたので感想や書評をしてみたいのですが、この本のこと、知っている方いるのかな。まず少し見てましょう。

コンサルタントについて

どんな本かというと、たぶんあまり知られてない本ですね。とあるコンサルタントが書いた本です。

あるコンサルタント会社に入社した人がコンサルタント業界の裏の裏の部分をこれでもかこれでもか、と暴露した話が満載なんですが、これが実にマジで面白いんです。

著者が実感したコンサルの裏の裏とか、ヤバイ実態がわかっちゃうのでその当たりが本当に面白いんです。

コンサルタントの実態

その感じは、たとえばコンサルタントは将来を予測して、この予測に基づいて方針を決定します。

コンサルの前提は将来予測、その上で方針設定、そのためには、いろんなたくさんソフトも使います。

経営理論も引用、MBAの知識もたくさん利用するんです。

だけど、現実は簡単には全くそうはならないことを著者は話してるんです。

筆者の体験

じっさい将来予測して方針を決定するっていうけど、その予測自体に問題があるんじゃないのっていうこと、それは不可能だって話なんです。

実例としては、著者がコンサルしてたとき、クライアント企業にいろいろ提案してるんですが、クライアントの会社の人がこんな工場を作りたいの、って言ったとき、著者はこう言うんです。

たくさんソフトを使い、いろんな経営理論を駆使してさんざん計算した結果としては、本当にこの市場の見込みはどうかだとか、10年後の5年後の将来はこうだとか、言った上で「こんな工場を作ったって無駄なんですよ」なんて言うんですね。

結局、そんな工場を使おうとしても、将来は間違いなく赤字になるからやめましょうと言うんです。

予測は不可能

ところがです、そんなの無駄に決まってるって言ったら、工場を立ち上げようといった会社の人達はキレちゃってしまいました。

そのあげくに無視されて、とにかく作ってみせるとまで言われて、結局、作ったんですね。その工場をですよ。

そのとき、著者はこんなに計算した、予測上は完全に無理と考えんだけど、じっさいはその市場は爆発的に拡大しちゃって、結果としてそんな工場をバンバン作ることになっちゃうんです。ですから、結局工場は作って大正解でした。

だからさらに工場を作るハメになっちゃった。この話でわかるのは、著者はその市場は将来性がないって予測したんだけど、結局その予測は間違いだったということ。

で、その予測が間違いだったから、工場は建てないのがいいんだっていう方針結局も間違いだったということ。

予測は無意味

著者の本音は、コンサルは将来予測が前提で方針を決めるんです。

だから、その将来予測自体が間違っていたら、当然その方針も間違っちゃう、というわけですね。

それはそうですよね。著者が実際書いているのは、たとえばグーグルやアップルは将来予測なんかしてたの?ということなんです。

じっさい、この二社は特に将来予測したんじゃなくて、単にその市場に事業機会を発見してこれにとにかく投資したって言うことなんです。

筆者の様々な意見

ですから、この著者は将来予測そのものが無理なんで、そんなことしても無駄、ということを言っているんです、

ぼくも本当にそうだって思っています。そのほかにも著者はリーダーシップ開発や、マネジメント理論なんかも無意味なんだとも言っていて、そこが本当に面白いんです。

理論と現実の違い

今回ぼくが特に感心したのは、まずネットビジネスとはかなり違うということ。

なぜかっていうと、じっさい担当のコンサルが理論を出す、こうしたら大丈夫なんて言う。それは理論としては万全でしょうね。

しかし、現実は、そういもいかないことがある

なぜって、それは現場の担当者の作業がすごく遅れたり、やる気が全くなくなったり、たとえば現場担当のノルマが重すぎて、やっつけ仕事にしちゃうとか。

それで、結局不良品が大量に出るとか、いろんなことが起こるんです。なぜそんなことになるかって言うと、人間は理屈じゃなくって感情で行動するからなんです。

感情による行動の影響

ですから、場合によっては、自分の利益を最優先でやってしまうってこと、それは会社の利益にはならないのに、なんてこともあります。

来月に達成すべき目標のために、絶対不可能な目標を押しつけられる、そうやれと命令されるわけです。

すると、とにかくやろうとするけど、その代償としてとても変ったことをするわけです。

じっさい、よくわからないもの、とんでもなく高いものを売りつけるとか、一変に安くして売り飛ばすとか、そんなことまでしちゃうんですよ。

これって理論だけで予測できことでしょう、なんてなことを著者は言うわけで、仕事をやるのは人間なんで、人間の本能とか本性とかをきっちり見極めないとうまくいくわけないんですよね。

ネットビジネスとの差

この辺がネットビジネスとは大きく差があるところで、ネットビジネスの場合だったら、苦も無いことでツールさえ使えばできるんですね。

この辺がかなり違う部分だなと思うね。仕事はツールに頼りっぱなし。それでいいんだと。

特に人間の感情なんか気にしない、今使ってるツールって、そんな感情ないからね。

そう考えると、ネットビジネスは簡単だなーと実感しました。

おすすめできる本

とにかく、全般的にこの本では、コンサルの前提だったり、コンサルがこんなにも役立たずっていう話しが多くて本当に楽しめましたね。

この話し、現実にこの方がコンサルやっていたわけですから納得はできましたし、その人の経験談とかもふんだんにあるんで、楽しめるんですね。

上司ともめにもめてケンカ話しや、どうしようもない部下をいかに一人前にしてやっとかなんとか。

そんな話しがいっぱいあってかなりいけますね。これ、本当にいける本なので、ぜひ読んでみればと思うのでおすすめします。

まとめ

というわけで、今回は読書感想、書評ということで話しました。

みなさんもぜひ、この「申し訳ない、御社をつぶしたの私です」という本を読んで、コンサルタントというものの実情について色々なことを感じていただければと思います。

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