最近のノウハウをみると、どうやって楽して相手に自分のいうことを聞かせるかとかですね、
いかに楽して相手を動かすか、いかに相手を納得させるか、とか自分中心のタイトルが本でも多いでしょう?
むしろ相手中心で行動したほうが良い関係を築けると思いませんか?
よって今回は「相手の欲求」にフォーカスする心構えを伝授していこうと思います!
まずは自立しよう
相手中心になるには自分中心の心を捨てなくてはなりません。
それには自立することが大事です。
自立って漠然としてよくわからない・・・と思われるかもしれませんが、
要するに自分でものを考えるということです。
自立することの大事さ
で、どうして自立が大事なの?と思われますよね。
自立している人の最も素晴らしいことは他人のせいにしないということです。
人間は多様で10人いれば10通りの変化があります。
その変化にあわせて自分の考えを柔軟に対応させること。
これが自立型の人間だと私は思っています。
柔軟な考え→逆転の発想
10人全員に同じ考えをぶつけても合う人合わない人が出てくるのは当たり前です。
この時に「あいつは考え方がほかの人とおかしい」なんて非難せず、
「彼と考え方が合わないのはあの人にぼくの価値観を押しつけてるのかな」と思うようにすれば、
もっと別の付き合い方ができるようになります。
自立するには“Give and take”の心
では早速今日から自立・・・というふうにはいかないのが自立するということです。
大事なことは日々の生活での心構えです。
みなさんは“Give and take”という言葉をご存知ですよね。
要は「あげたらもらえる」ということです。
では、なぜgiveという言葉が先に来ているか。
先にgiveがあるということはですね、相手の欲求にまずフォーカスしましょう、ということなんです。
自分の欲求を全面に出そうとすると周りの人が白けてしまいます。
なんだあいつ、自分のことばかり考えて、となってしまうと、やはりなかなか相手にしてもらえません。
何かくれるたびにお礼はいいから、という人には
いつもお世話になってるしたまにはお返しをしたいなって思いますよね。
成功者に共通したこととは
これまで成功した人を見てみると、まずは自分の欲求はいったん横に置いて、
相手が何を望んでいるかを正しく、素早く、そしてそのニーズをくみ取るという能力に長けているなと思うことがあります。
つまり、「自分よりまずは相手ありき」。
ベテランも自分より相手を尊重する
ぼくは以前コーチングのセッションで、あるベテランの講師の方から言われた一言がずしんと胸に響いています。
「コーチというのは相手ありきですよ」
つまり相手がいなければコーチができない。
まずは相手の欲求が何かをくみ取るということを今でも私は考えています。
だからTake and giveではなく、Give and takeなんです。
もっというならぼくはGive and takeでも足りない。
Give give and takeです。10giveをして、あとで1くらいtakeがあれば良い。
これくらいの気持ちの方が長期的に相手との関係がうまくいくと思います。
自立することができるようになれば
けど、たまに相手ありきだよと心の底から下心なしで思える人はレアです。
そうなれば当然、人間誰でもよくしてもらったら、その人のことを覚えています。
恩返しをしたいということもあります。でもそれを期待しない。
それがなくても怒らない。もちろん見返りがこないこともあります。
まとめ
とにかくgiveすることに喜びを感じることができるのが、自立型の人間の第一歩だと思います。
まずは本当にできなくても、気持ちだけでも自分の欲求を先に持ってこないことが大事です。
自分の欲求よりも、10回中まず1回でいいから相手の欲求を先に考えましょう。
10回に1回相手の欲求にフォーカスできるようになったら、
10回に2回、3回という風に徐々に増やしていきます。
「相手のことを考えられる優しい人だな」
こう思われるようになったときに人間関係はよくなること間違いなしです。