会話をすることが苦手というのは、自分に自信のない人が多いのも特徴といえます。そのあたりが原因ならそこを克服していくことでコミュニケーション力を上げていくことができそうです。
まずは原因を探りそこから克服法を見つけていきます。
気が小さいというのは性格によるもの?
気が小さいのは性格だから、コミュニケーション不足を克服するのは難しい…と考える人も多いでしょう。
しかし、テレビに出ているタレントやお笑い芸人の中にはコミュニケーションがうまくとれない、気が小さいという人でも人気が出たり、話しがおもしろかったりしてお茶の間の人気者になっているケースが少なくないのです。
ですから、気が小さいというのは克服できますし、実際に生きた教材がたくさんあるのです。
気が小さいということは克服できる
気が小さいから何をするにも積極的になれない…というのは自信がないの一点に尽きます。それは何かがきっかけとなって簡単に克服することができるのです。
そのきっかけは様々なものですが、それを呼び込むためにも人前に出ることを止めてはいけません。人前に出るだけでも気の小さい人には勇気が必要です。
だからこそ、人の前に出続けることでいつのまにか自信が芽生えてくるのです。
経験値が不足している
これも自信のなさと関係しているのですが、気が小さいというのは、圧倒的に経験値が不足している場合が多いです。
ある意味世間を知らないと言ってもいいかもしれません。
会話が続かない、話題が少ないというのは、視野や見聞が少ないということになるのです。まずは見聞を広めることで、新聞を読むなどをしてもいいでしょう。
話しのうまい人というのは、人を惹きつける話しのできる人です。そういった人はあらゆることに精通している人、すなわち経験値の高い人と言えるのです。
プライベートな話しができない
プライベートな話しができない人は、仕事の話しかできないということです。いわゆる仕事一筋の人で他に趣味がないといった人物像が浮かんできます。
他に趣味がないというわけではなく、仕事の話ししか興味がないという人もいるでしょう。人と会話が続かないと言う人は、仕事以外の話しができないからです。
仕事上での話しでも、息抜きに仕事以外の話しにもなるでしょう。しかし、仕事の話しかできない人はすぐに仕事の話しに切り替えるので、相手も苦手意識をもってしまうのです。
事務的な話ししかできないときは
プライベートな話しが苦手で事務的な話しかできない人…これはある意味間違いで、できないのではなくて「しない」と考えていいでしょう。
仕事の話しはできるのですから、コミュニケーション能力がないわけではないのです。
この場合は仕事以外の話しができればOKということですから、それほど難しいことではありません。
仕事以外の話しをしてみる
当たり前のことですが、仕事以外の話をしてみましょう。たいていの人は仕事以外では何を話していいのかわからないという人です。
それなら、昨日見たテレビの話でもいいでしょう。スポーツの話でもいいです。なんでもいいから話すのです。
相手の趣味趣向が分からないという場合でも、何かを話すことでそれが次の会話の呼び水となるのです。
過去の失敗体験が邪魔をしている
コミュニケーションが苦手という人は、過去の失敗体験が邪魔をしていることがあります。人前で失敗することは恥ずかしいことです。
それが、大きな失敗体験としてひどい場合は対人恐怖症となることもあるのです。コミュニケーションが苦手という人は人前に出るのも苦手ということが多いのです。
失敗が積み重なることで人を遠ざけてしまう
失敗が重なってしまうと、人を遠ざけてしまう、さらには人を避けるようになってしまうのです。誰とも喋りたくない、といった心理状態になってしまいます。
これを克服するには、逆療法で人前に出るしかないのですが、これまでの失敗体験が邪魔をしてしまうのです。
この場合はかなり難しいケースになりますが、何もしないでいるとトラウマとなって克服がさらに難しくなってしまいます。
医師のカウンセリングを受けるなど…
精神療法になるのですが、医師のカウンセリングを受けることがもっとも効果的な克服法になります。自己啓発セミナーなども納得できるなら積極的に参加してみるのもいいでしょう。
まとめ
コミュニケーションが苦手な原因がわかっていてもそれを克服するのは難しいケースが多いです。まずは人と会話をすることが必要なのですが、人前に出ると体調が悪くなるといったケースもあります。
ひどい場合は医師のカウンセリングを受けることが大切です。まずは一人にならないこと、引きこもらないことが大切です。
コミュニケーションが苦手な場合の克服方法は人それぞれですが、原因から克服方法を見つけるようにしましょう。