皆さんは、メンターって聞いてどんなイメージがありますか?
なんかスピリチュアルだとか、うさんくさい、なんてかたもいるとおもうんですよね。
結論から言えばメンターとは成功体験がある”先生”でありスピリチュアルでなく具体的なアドバイスをくれる人です。
今回はそんなメンターについて、掘り下げてみようと思います。
メンターが必要な人、メンターが不必要な人、そしてメンターが無意味な人とはどういった人なのかということについて話します。
メンターとは何か
メンターとは意味が広いですがいわゆる「先生」のことで知識を授けてくれたり導いてくれたりする人のことを指します。
教えてもらったからできる
ひらがな、かたかな、方程式の解き方、ギターの弾き方、ピアノ柔道、剣道、ラグビー、テニス、なんでもいいです。スポーツでも、勉強でも何でもいいです。
すべて人間ができるようになったものは、全部習ったことなんですよ。誰かから教えてもらったからできるようになったんです。
できるようになってさらにそこに、個人の創意工夫努力があって、メンターを超えていく。
だから人類って成長発展していったわけなんですよね。
なので、メンターがなければそもそもベースとなる基礎がないので、何もできないわけですよ。
基本からオリジナルに
これは守破離の世界。お茶の世界でも同じですよね。
まず、基本を勉強して、基本をちょっとアレンジして、完全自分の流派を作る。
でも自分の流派を作るまでに基本をちゃんと学ばないとうまくいかないよっていう。
同じことですよね。習うってことが大事なんです。
基本を習う、型を習うということが絶対に大事なんです。
メンターが必要な人、そうでない人
なので、ビジネスはメンターが絶対に大切なんだけど、実はメンターが必要な人と不必要な人と無意味な人がいるんで、その人についてお話したいと思います。
人間の燃えやすさ
まず人間っていうのは大きくわけると「自燃」・「他燃」・「不燃」の3タイプがいますね。
自燃とは自分で勝手にどんどんできる人。
他燃というのは自分でもできるんだけどどうしてもつまづいたり立ち止まったりするんで、励ましが必要な人。
いくら言っても燃えない人が不燃です。
そういう人たちがいるわけです。1:2:7の割合でいるわけですよ(自燃1:他燃7:不燃2)。
メンターは他焼に必要
こういった割合でいるんですが、メンターが必要な人はまさにここですよ(他燃)。
他燃の人は絶対にメンターがいります。だから7割の人は絶対にメンターが必要なんです。
行き詰った時に気軽に教えてくれる人がいればみるみる成長することができます。
他の人たちにはメンターは必要ない
自燃の人はメンターが多少いるんだけど、あとは勝手にやれるんで、この人は逆にいうとメンターになっちゃうんですよね。
必要なのはここ(他燃)です。自燃の人は不必要です。極論言うと不必要。不燃の人はどうにもならないので無意味です。
全部他人任せな人にメンターは意味がない
塾講師時代、私のところにもたまにみましたですけど、全依存の人、メンターがなんとかやってくれるみたいな人はもうコンサルをお断りしています。不燃だから。
だって自分のビジネスじゃないですか。
教えるには教えるけれど、最後やるのは自分ですよ。そこで全部依存されてもぼくも困るしね。そもそも僕のビジネスじゃないですから。
メンター側も必要としてくれる人を求めている
メンター側からしてもこういった人と関わりたくないんですよ。だって世の中にはメンターを欲している7割の人がいるわけです。
この人を何とか支援しないと成功に導いていけないじゃないですか。こっちに力を入れたいんですよ。
自燃の人は自燃の人で、さらに上に行きたい人がいるわけです。そういった人にもたまに教えることは大事じゃないですか。
なのでそういった人にもアドバイスしたいんですね。不燃にかまってる暇はないんです。
だからぼくは基本的に断ってますけどね。
むしろこういった人たちをコンサルしている人たちもいますけど、苦労しているしうまくいかないですね。
だからメンターが必要なのは他燃の人です。
自分の燃えやすさを把握する
どんな人にメンターが必要か分かったところで、さっそく自分がどんな人間か考えてみましょう。
知識さえあれば自分だけでなんでもこなしていけるのか、はたまた常に指示を仰ぎながら経営していきたいのか。
過去の自分の行動から自己分析をしてみることが大事です。
自燃の場合
経営方針から何まですべて自らで決めて行動できるあなたにメンターは必要ないかもしれません。
しかし、知識というものは自分だけですべてをカバーできるものではないです。
わからないことや重要な取り決めなどがある場合はメンターの方にアドバイスをもらうことをおすすめします。
他燃の場合
何かわからないことやつまずいたことがあれば自分だけで悩むのではなくメンターの方にすぐ頼りましょう。
しかしメンターの方がなんでもやってくれると思うのではなく、最後には自分で解決しなければならないんだという覚悟は常に持つべきです。
メンターの方と一緒にビジネスを軌道修正しながら良い成果を出すことでしょう。
まとめ
自分にメンターが必要かどうかをまず考え、自己分析をすることはとても重要です。
しかしたとえメンターの方に頼ってもすべてを頼ってはいけません。
メンターを頼るときはビジネスを向上させたいという時だけにしましょう。
メンター側に仕事を断りたいなと思われる不燃にはならないよう気を付けましょう。