とかく学校では、こういった人は人当たりが悪いとか人づきあいが悪いなんて言われてしまいがちです。また、運動そのものが苦手で運動会に出てもコンプレックスを感じてしまうという人もいるでしょう。
嫌いでも出なくてはいけないのが辛いところですね。
運動そのものが嫌いなので…
運動会が「嫌い」な方へ…どうしたら運動会が好きになるのかということも考えないといけないのですが、根本的に運動そのものが嫌いという人が多いのです。運動が嫌いだから運動会が嫌いというのもわかりやすいですよね。
それでも運動会は全員参加です。徒競走のような個人競技ばかりだったらいいのですけど、団体競技もあるので休むと目立ってしまいますよね。
運動音痴なので見られるのが恥ずかしい
これはよくあることです。運動そのものが苦手で、走るのが遅いと徒競走でもいつもビリという人は運動会は嫌いですよね。
この気持ちはよくわかる、という人は多いでしょう。それでも、運動会が「嫌い」な方へ運動会を好きになってもらうにはどうしたらいいのでしょうか。
嫌いなこと苦手なことはすぐに終わってしまう
走るのが苦手で徒競走は大嫌いという人は、自分の走る番が近づいてくるとドキドキしてしまって、ひどいときには心臓までバクバクしてしまうものです。
それでも自分の順番というのはすぐに回ってきて、すぐに終わってしまいます。
徒競走で走っている時間というのはせいぜい10秒20秒くらいのものですからね。ですから、そんな数十秒くらい走っているときのために心臓を無駄にバクバクさせる必要はないのです。
もちろん、言うのは簡単でそのときの気持ちは誰にもわからないというかもしれません。しかし逃げるわけにもいかないのでやはり過ぎ去るのを待つしかありませんよね。
人とからむのがそもそも苦手
徒競走などの個人競技はいいけど、二人三脚とかそういった団体競技が苦手という人も少なからずいます。人見知りな性格も災いしているのかもしれません。
運動が苦手な人は徒競走とか個人競技が苦手な人が多いのですが、人とからむのが苦手な人は反対に個人競技となる徒競走のほうが好きということになるんですよね。
こういった部分は性格もからんでくるので対応が難しいです。
フォークダンスになると逃げ出したくなる
運動会ではフォークダンスみたいなものがありました。今では器械体操とかみんなで行う団体競技などに変わっているのでしょうか。
運動会は家族へのお披露目みたいな性格があるので、楽しんでいる姿を親に見せるという意味合いがあります。それなのに楽しんでいない姿を見せられと親もつらいですよね。
参加している本人が一番つらいのかも
人と絡むのが嫌いな人は、運動会に参加している自体が苦手で、逃げ出したくなるものです。なんとか踏みとどまっているのは逃げだしたほうが後が大変だからですよね。
嫌いなのを我慢して演じている子供を見る親も辛いですが、やっている本人が一番辛いのですから、運動会は後で振り返っても楽しい思い出にはならないのかもしれません。
運動会を楽しむにはどうしたらいい?
運動会が「嫌い」な方へ…運動会を楽しむにはどうしたらいいのでしょうか。これはとにもかくにも本人のモチベーションをあげなくてはいけません。
こういうのはクラスの担任の役目であったりするのですけど、昨今の先生の立場も大変ですから、一人一人にそんなところまで目を配るのも難しいのかもしれません。
親がハッパをかけるのは?
子供の運動会へのやる気を喚起させるために親がハッパをかけるのはどうでしょうか。たとえば徒競走で3位以内に入ったら何か好きなゲームソフトを買ってあげるとかですね。
もっと譲歩して、とにかく運動会に出てくれたら欲しいものを買ってあげるということにもなりかねません。それでも少しでも本人にやる気が出るようならそういったことも考えたほうがいいかもしれませんね。
運動会が嫌いでも逃げてはだめ
運動会が嫌いな人は仕方ないですね。勉強が嫌いというのと性格が似ています。
まだ勉強が嫌いというよりは運動会は年に1回ですから、嫌いなら嫌いでやり過ごすことができるので、嫌いでもなんとかなりますよ。
一頃は運動会の練習もしっかりやっていた時期もありましたが最近はあっさりしたもののようですから、こどもにかける負担も少なくなってきたようです。
まとめ
運動会が「嫌い」な方へ…どうしようもないくらい運動会が嫌で嫌でしかたがないのでしたら、無理に出ることはないでしょう。
しかし我慢できるようでしたら、反対に運動会を好きになる努力をした方がいいでしょう。
親も見に来てくれるのですから、少しでもいいところを見せてあげましょう。勉強と一緒で運動会というのは参観日と似たような感じですよね。
かけっこが苦手でも他でいくらでも挽回できますよ。まずは前向きに考えましょう。