今回は、怖くても行動する、行動量を増やさなければならない、そういったテーマで話をしていきたいと思います。
行動への恐怖に勝つ
電話するのが怖い、面接に行くのが怖い、セールスをするのが怖い、気になるひとがいるけどなかなか声をかけられない。
そういった、行動したいけどできないという悩みを抱えているひとは多いと思います。
行動する心理
そういった行動への恐怖をどうやって乗り越えていくかって話なんですけど、その前にそのひとが行動する心理を知ってほしいと思います。
ひとが行動するときというのは、なんらかの快楽を求めてか、それともなんらかの痛みとか問題を避けるための2種類があります。
問題を避ける
これをしなきゃいけないのは分かっている、でもできない。そういった多くの場合というのは、そのような痛みとか問題を避けているからなんですよね。
例えば行動するのがめんどくさいときは、その労力を避けている。だからなにもしないという行動を選択しがちで、目標を立てても上手くいかなかったりします。
行動するために
行動できないっていうひとは、今しようとしている行動をしなかった場合のデメリットを認識していけば行動できるようになると思います。
このままなにも行動せずに来年を迎えたらどれだけ悲惨なことになるか想像してごらん、というわけです。
ほとんどのひとが、結局は試行錯誤を繰り返すだけで成果があがるようにできているんです。
慣れてしまえば
例えば、勉強なんて面白いものではないですから、習慣化して受け入れるしかないです。
また、駅から徒歩30分の家でも、慣れてしまえばたいして苦痛ではなくなるでしょう、
徒歩30分が15分になったら楽だと感じます。逆に徒歩1分が15分になったら、苦痛になりますよね。そんなもんなんです。
行動量を増やす
行動ができるようになったら、次はその量を増やしましょう。たくさん行動することによって、80対20の法則の大事な20%が見えてくるのです。
80対20の法則
これは8対2の法則という言葉でご存知の方も多いと思いますが、2割の要素が8割の成果を占めているという法則です。
例えば、10人営業マンがいたら、20%の2人の営業マンがその部署の8割の業績を占めている。
あるいは、例えば100人のお客さんがいたら、上位20人のお得意様に対する売上が全体の8割を占める。
全体のパーフォーマンスの8割を占めるコアとなる中心部の2割のように、効率良く仕事や勉強をしなさいという話なんです。
2割になる
本当に大事な20%、ここに特化して行動するように時間配分やエネルギーのリソースを投下すれば、当然成果があがるのは分かっています。
このコアな部分は、最初8割のノンコアに隠れているわけです。どうやってこれを見つけるかというと行動量なんですよね。
行動量を増やす
ひとはそれほど多くない行動量であっても、やはり8対2で作業をしています。少ない行動量のうちのさらに1/5というのは、さすがにパフォーマンスが低いですよね。
でもこの10倍の作業をする。例えば1日10の仕事をするのであればそれを10日間続ければ100になるというふうに、10倍同じ経験値を増やせばどうなるか。
当然10の行動量が100に増えます。そうすると100の中で80の無駄はあるけど、その一方で20のコアが見つかってもいるんですよね。
10の行動量だと2しか見つからないものが、20に増えたわけです。あとは20に増えた状態で、これを強みとして特化していく。
コアな部分に資金とか努力といった資源を集中し、行動を特化させることによって、どんどんコアな部分が増えていく成功のスパイラルに入ることができます。
特化する
まず、行動量を10から100に増やす。そして、1つ分野を決めてその分野について選択と集中という形で行動を特化していくことが大切です。
そうすればどんどん成功が加速し、良い意味での成功の格差が出てくるんですね。成功の格差を広げるにはこれが一番良い。
つまり、結局は行動量なんです。行動量を増やせばコアの部分も増えてきます。
その増えた分が明らかになったら、そこに時間を投入することでどんどん成果があがってきます。こうやって成功をさらに加速させ続けることができるんですね。
まとめ
まずは行動しよう、そして行動量によって重要なコアの部分を見つけ成功をつかみ取ろう、という話をしてきました。
私はいつもあなたの成功、そしてスキルアップを心から応援しています。ここまでご覧いただき、誠にありがとうございました。