お留守番デビューはいつから?
子供が小学生になると、自然とお留守番を頼むことも増えてきます。しかし、小学生になったとはいっても子供は子供なので、初めてのお留守番は親側の方がビクビクしてしまうものです。
そこで、今回はお留守番デビューがいつからなのかについて調べてみました。
一般的には小学生になってから
一般的には小学生になってから、お留守番デビューをさせる家庭が多いようです。早い家庭では小学1年生からというところもあるようですね。
一番多い年代として小学4年生くらいでしょうか。警戒心なども養われているので、親も安心してお留守番を任せることが出来る年代のようです。
初めての夏休みでお留守番デビューする子も多い
小学1年生でお留守番デビューをする子供もいます。
子供としては、お留守番を任されることでちょっと大人になった気分を味わえるので、最初のうちこそ寂しいと感じていても後からは家にひとりでいるのが楽しくなってくる子供もいるようです。
楽しくなられても心配ですが、不安で泣いてしまうよりはいいかもしれませんね。
お留守番率は高学年になるほど高くなっていく
小学1年生でお留守番デビューをする子もいますが、高学年になればなるほどお留守番率は高くなっていくようです。
特に5年生や6年生になれば、比較的長い時間のお留守番も任されるようになるようですね。高学年になれば何が良くて悪いことかの判断も出来るようになっているので、積極的に任せる家庭が多くなっているようです。
子供だけで留守番をさせる時の注意点とは?
いくら子供が大丈夫だからといって、お留守番自体にまったく危険がないわけではありません。そこで、夏休みなどにお留守番をさせる時は、しっかり守るべきことを子供に教え込んでおきましょう。
親が留守とは言わせない
来客時に子供は正直に「親はいません」と答えてしまうこともあります。しかし、これは不審者にとっては「どうぞ上がってください」と言われているのと同じことです。
親がいないのであれば、この家はねらい目だと思われてしまうので「親がいない」とは絶対に言わせないようにしなければいけません。
知っている人でもドアを開けさせない
一番安心なのは、誰が訪ねてきてもドアを開けさせないことです。例え知っている人もドアを開けさせなければ、危ない目にも遭いません。
逆に知り合いが訪ねてきたところを見られて、子供がひとりでいることが不審者にバレてしまい、狙われてしまう可能性もあるからです。
決められた番号以外の電話には出ない
電話についても、親からの着信などを特定の音楽にしておくことで、それ以外の音楽の時には出てはいけないなど教えておくといいでしょう。
子供だけでは電話の相手によっては対応出来ないものが多いので、一貫して親以外の電話は出させないと極端にするくらいの方が安全で安心です。
夏休みにお留守番をする子供が増えている理由
昔と比べると、最近は子供がお留守番をする家庭が多くなっています。
これもある意味、時代の流れと言ってもいいのかもしれませんね。でも、なぜ夏休みにお留守番をする家庭が増えてきたのでしょうか?
共働き家庭が増えたから
一番多い理由が「共働き家庭が増えた」ことです。完全な専業主婦ではなく、数時間のパートに行っていたりと家計を助けるための仕事をしている人がほとんどです。
子供の将来資金などを貯めるために、どうしても共働きになるしかないのでしょう。
子供を連れて行けない外出が多くなる
夏は法事なども多く、小学生の子供を連れて行けない場合もあるようです。
絶対に連れて行ってはいけないわけではないのですが、法事の最中に騒いだりすることを考えると、あまり積極的に子供を連れて行こうと考える人はすくなくなっています。
心配な場合は祖父母に頼む
お留守番は子供の成長のために必要なものですが、まだ幼すぎて心配な場合は祖父母に子供の面倒を見てもらえるように頼んでみましょう。
ずっと一緒にいるわけではなくても、数時間経った頃に様子を見に行ってもらうなどしてもいいかもしれませんね。
共働き家庭が多くなったせいもあり、両親が仕事の時は祖父母が子供の面倒を見ていることも多いようです。
祖父母に頼めない場合は数時間でもベビーシッターのように、子供の面倒を見てくれるサービスもあるようです。
そういったものを活用しながら、お留守番に慣れさせていくといいかもしれませんね。
まとめ
共働き家庭にとって、夏休みは子供のお留守番が多くなる時期です。そのため、親としても子供としても不安なことは多いでしょう。
しかし、こういった経験を重ねて子供は成長していくものです。
いつまでも親が面倒を見ていると自立出来なかったり、親離れをしなくなったりなど子供の将来にも関わることなので夏休みという期間を利用して、子供の成長を促してみてはいかがでしょうか。