学習記録をつける
まず1つ目は、少しでもいいからその日の学習記録を付けることです。
記録をつける方法
やることは簡単で、盛り込むポイントは2つだけです。
何をしたか、どれくらいやったか。具体的にやったものと、それにかかった時間やこなした量、この2つを書いて欲しいんです。
例えば勉強ならテキスト何ページからページといった簡単なものでも構いません。最低限数字と項目は毎日1行か2行でいいから、時間を取って手帳などに記録を付ける。
そしてまずは1ヶ月くらいやってみて欲しいんです。1ヶ月くらいやってみて振り返ると、主に3つの効果があることが分かるかと思います。
自分のクセが分かる
1つ目は、自分がやってきた記録を見ることで傾向やクセが分かります。
失敗のクセや成功のクセ、勉強のクセ、いろんなその人の個性が出るのです。それがあとで得意不得意にもつながってくるため、とても有用な情報です。
自分の苦手分野が分かる
2つ目は、自分の苦手分野が分かることです。
同じ問題ばかりを繰り返しているならその問題が苦手とか、あるいは時間があまりかけられなかったとか、いろんなことが分かります。
自分の頑張りを記録に残せる
3つ目は過去の自分の記録を見ると、結構びっしりと書いてあるのですごいなと思うわけです。
これだけやったんだなということで、モチベーションややる気が高まります。
PDCAのPの大切さ



もう1つは、PDCAのプランについての心構えです。
ぼくも塾講師時代の指導経験や、自らブログ経営をしながら感じていることなので、お伝えしたいと思っています。
PDCAについて
PDCAは有名ですね。最近このテーマはよくやるんですが、そのぐらい大事で、PDCAがほぼ世の中のすべての行動の基本です。これが出来るか出来ないかでその後の人生までにも影響を及ぼすと思います。
Pがプラン、DがDO、Cはチェック、Aはアクション。この計画、実行、検証、改善のすべての土台はP、プランにあるんですよ。
プランについて
このプランのレベルっていろんな機械的なノウハウはたくさんありますが、ノウハウばかりに頼ってしまうとこの後が続かない。
なぜかというと、計画のうまいノウハウに頼りきってしまうと、これを作ったからもう大丈夫だみたいな安心感にひたってしまうからです。
安心感が危ない理由
プランを作った時に安心感が出る時は危ない。そうじゃないんですね。プランが出来た時にますます戦闘意欲が高まってないとまずい。
実行が1番大変なんです。検証はめんどくさいんです。それぞれマイナス要因がいっぱいあるんですよ。
面倒な実行をするために必要なこと
ここからは、どうすればそのような大変な作業を行うことができるのかを考えていきます。
実行に大切なのはプラン
実行は辛い、検証はめんどくさい、改善はさらに辛い、どれもが辛いんですよ。
その状況なのに、途中で成果が少しも出ないとやる気になりませんよね。
成果が出るかどうかは計画にかかってるんです。この計画がへたれているとダメなんですね。
例えば計画には目標設定も入りますので、目標設定はスマート原則で具体的であれとか数値目標を出せと言っても、それを出しても魂が入っていないと出しただけで満足しちゃうんですね。
本気でプランに取り組む
なので、いくら戦略どうとか格好良い言葉を並べてもそこで本気度が試されるんですね。本気で作ってないとダメなんです。
逆に言えば本気であれば多少下手くそでもいい。本気で作れば多少うまくないやり方でも下手でもいいんです。
でも、下手くそな計画とへたれは違います。上手に作ってもへたれた計画だったら実行できませんから。
プランに必要なもの
きれいに作った計画はその通りにいくという夢を描いてしまうんですが、そういうものは計画通りにいきません。うまくいかないことを覚悟して作った本気の計画ほど最後にうまくいくんです。
本当に本気で計画を作らないと失敗します。熱意と意欲を200%注入したかどうかが、実はプロジェクト成功の5割以上を占めているんです。
これは仕事でも勉強でも、全てに当てはまります。ぜひ計画に魂を注入してください。
まとめ
様々なメリットがあるので、ぜひ毎日学習記録をつけて欲しいということ。
そして計画を作る際には熱意を込めて、本気でそれを行って欲しいということの2点を、ここでは書かせていただきました。
ご覧いただき、誠にありがとうございました。